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東南アジア株が買える証券会社を徹底比較

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 国内のネット証券において、東南アジア株(アセアン株)を扱っているのは、楽天証券と、SBI証券になります。

東南アジア株を動画で解説してくれる!楽天証券

 「楽天証券」では、シンガポール(101銘柄)、タイ(73銘柄)、マレーシア(38銘柄)、インドネシア(69銘柄)を扱っています。楽天証券内での売買代金のランキングの中には、マレーシアのセブンイレブン・マレーシア(小売業)、タイのバンコク・ドゥシット・メディカル・サービス(ヘルスケアサービス)、インドネシアの(テレコムニカシ・インドネシア(電気通信サービス)、インドネシアのアラムステラ不動産(不動産業)、タイのタイ空港公社(運輸業)などが上位に入っています。アセアン株式の売買手数料については、国内手数料として、円換算した約定代金の1.0パーセント(税込で、1.08パーセント)です。最低手数料として、540円(税込)が必要です。その他の現地手数料と、現地諸費用は楽天証券が負担するため不要です。提供される投資情報としては、この楽天証券のホームページのアセアン株式のコーナーに「アセアン株式入門講座」と命名されたアセアン株を取引するうえで必要になるであろうと思われるアセアン各国の概観、経済、代表企業にかんする情報が提供されています。また、シンガポールの大手証券会社であるフィリップ証券が提供する証券レポート「アセアン株式レポート」を日本語で閲覧できるサービスも提供しています。その他、動画共有サービスであるUSTREAM(ユーストリーム)において、毎週金曜日の17:00~17:10の時間帯で、アセアン主要4カ国に株式市場を独自の視点で、解説します(解説者は、庵原浩樹氏)。

アセアン各国の投資レポートが見れる!SBI証券

 「SBI証券」では、シンガポール(40銘柄)、タイ(40銘柄)、マレーシア(40銘柄)、インドネシア(30銘柄)に加えて、ベトナム株(360銘柄)を扱っています。SBI証券内での売買代金のランキングの中には、ベトナムのサイゴン証券(投資銀行業務も手がける証券会社)、インドネシアのテレコムニカシ・インドネシア(通信サービス会社)、シンガポールのYOMA・ストラテジック(ミャンマーにおける不動産開発、販売、プランテーション事業、百貨店経営、トラック販売)、タイのCPオール(コンビニエンスストア運営会社)、マレーシアのセブンイレブン・マレーシアなどが上位に入っています。アセアン株式の売買手数料については、ベトナムのみ約定代金の、2.0パーセント(税込2.16パーセント)で、それ以外の4カ国は一律して、1.0パーセント(税込1.08パーセント)です。しかし、楽天証券とはことなり、最低手数料は、それぞれの国の通貨によって定めています。たとえば、ベトナムの最低手数料は、税込1,296,000ベトナムドンとなります。どの国の株式であっても、売却代金が、最低手数料に満たない場合は、約定代金の54パーセント(税込)が手数料となります。提供される投資情報としては、SBI証券のホームページのマーケットニュースにて、トムソン・ロイター社提供の「アジアマーケットニュース」が、マーケット情報のコーナーのレポートページにはいれば「グローバル・ストラテジー・レポート」において、アセアン各国の投資レポートを見ることができます。

東南アジア株を取引するネット証券選びのポイント

 両方のネットに証券に口座を開設して、取引対象となるアセアン株ごとに利用する証券会社を使い分ける方法も、かなり有効な手段です。この二つのネット証券は、顧客サービスの一環として、それぞれが独自の方法で、アセアン各国の投資情報を提供しています。どちらかが特にアセアン株に強いと断言することはできません。しかし、それぞれに特徴があります。たとえば、ベトナム株への投資に興味があるときは、SBI証券で決まりですが、その他のアセアン諸国の銘柄については、現在のところ、楽天証券の方が扱っている銘柄の数が多いようです。手数料については、楽天証券の方が、現地手数料と、現地諸費用の負担がないため、売買手数料の計算が簡単ですみますので、特に初心者にはおすすめです。もしも、アセアン以外の海外株の売買を希望している場合は、現時点で、9カ国の株式の取引に対応しているSBI証券がおすすめです(アセアン以外にも、米国株、中国株、ロシア株に対応しています。)。

 どちらのネット証券も、口座開設前の段階でも、提供されているアセアン株に関係する投資情報の内容を確認することができますので、その内容を確認して、自分が欲しいと思っている情報がより多く含まれている方を選択するのも、一つの方法ではないでしょうか。その他、証券会社独自のキャンペーンなどもあります。たとえば、楽天証券で新規に口座を開いて、5万以上の売買資金を入金したり、各種のサービスの申し込みをしたりすると、最大で、23700円分のポイントと投信買付代金がプレゼントされるキャンペーンが現在おこなわれています。SBI証券でも、新規口座開設キャンペーンとして、最大で9000円の現金プレゼントと、NISA口座(少額投資非課税制度)の開設に必要な住民票の取得を代行するサービスをおこなっています。早速やってみたいという方は、下記より簡単に手続できますので、口座開設してみて下さい。

>>楽天証券の口座開設はこちらから
>>SBI証券の口座開設はこちらから

photo credit: Nomad@Live via photopin cc


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